2004年5月14日 報道発表

新開発の高画質映像技術“映像知能”「GENESSA」搭載

地上・BS・110度CSデジタルプラズマテレビ「PD-42/35DV50」

〜チューナー一体型のコンパクト&スタイリッシュなデザイン〜EXE



PD-42DV50 PD-35DV50

写真は、地上・BS・110 度CS デジタルプラズマテレビ「PD-42DV50」(左)「PD-35DV50」(右)です。

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 日本ビクター(株)は、新開発の高画質映像技術“映像知能”「GENESSA(ジェネッサ)」を搭載し、臨場感あふれる感動の高画質映像を再現する地上・BS・110度CSデジタルプラズマテレビ“EXE(エグゼ)”シリーズ「PD-42/35DV50」を発売します。
 本機は、チューナー一体型によるコンパクト&スタイリッシュなデザインに加え、音声がはっきり・ゆっくり聞こえる耳にやさしい“テレビ「きき楽」”機能の搭載やツインドライブスピーカーによる臨場感あふれるサウンドなど、こだわりの映像と音で快適なホームシアターライフを提案します。



品名 サイズ 愛称 型名 希望小売
価格(税別)
発売時期 月産台数
地上・BS・110 度CS
デジタルプラズマテレビ
42V型 エグゼ PD-42DV50 オープン価格 6月上旬 5,000台
35V型 PD-35DV50
別売テーブルトップスタンド「RK-C600TS5」希望小売価格26,250 円(税込)
別売壁掛け金具「TS-C420P12」希望小売価格52,500 円(税込)



<主な特長>
1.新開発の高画質映像技術“映像知能”「GENESSA」搭載
明るさや色再現など画質を決める映像処理を行うデバイス部に世界で初めての映像処理専用の32bitCPUを搭載※1。当社が長年培ってきた独自の高画質技術を投入し、従来困難であった絶えず変化する動画部における階調制御を最適化。臨場感あふれる感動の高画質を再現します。
※1:2004年5月14日現在、当社調べ。
階調の自動最適化を実現する新開発「インテリジェントγ(ガンマ)」搭載
映像シーン毎の特徴を約200万パターンにおよぶ膨大な演算処理により解析し、最適なγ補正をリアルタイムかつ16次関数で自動制御することで、よりリアルな映像を再現します。
記憶色を鮮やかに再現する「カラークリエーション」搭載
同一画面上における赤・緑・青・黄色に加え「肌の色」などをそれぞれ影響なく独立して補正する「カラークリエーション」を搭載。画全体としてバランスがとれた自然な色調再現することで、記憶色をより一層鮮やかに再現するとともに、暗い場所での微妙な階調表現により立体感のある色調豊かな映像を実現します。

2.チューナー一体型のコンパクト&スタイリッシュなデザイン
これまで別体だったチューナー部分を一体化するとともに、スピーカーをパネル下部に配置することで、コンパクトでスタイリッシュなデザインを実現しました。

3.ニュースやセリフが聞き取りやすい、聴取補助システム“テレビ「きき楽」” 機能搭載
2002年の12月発売のFM・AMラジオ「RA-BF1」で好評の聴取補助システム「きき楽」機能をテレビ用にリファイン。ニュースやドラマのセリフなどを聞き取りやすくする便利な機能です。
「はっきりトーク」… 小さい音は大きく、大きい音は小さくなるように信号処理を行なう「帯域分割音声圧縮技術」により、はっきりとした聞き取りやすい音声で再生します。 
「ゆっくりトーク」※ 2 音声をリアルタイムで信号処理し、実際の時間を変えずにゆっくりとした速さで聞くことができます。話し始めの速度を落とし、徐々に実際の速度に戻す独自の処理により、話し手が意識的にゆっくりと話しているような自然な話速変換を実現しました。
※2:NHK放送技術研究所の技術協力を得て商品化しました。

4.臨場感あふれるサウンドを実現する「ツインドライブスピーカーシステム」
当社独自の「オブリコーンスピーカー」に加え、ウェイト付きウーハーを搭載することにより、大画面に相応しい臨場感あふれる音場を再現します。

5.目にやさしい「E.E.センサー」
部屋の明るさに合わせて画面の明るさを自動調節し、目にやさしいだけでなく消費電力も抑える機能です。

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<企画意図>
 地上・BS・110度CSデジタル放送や急速に普及が進むDVDレコーダーなど、デジタル映像コンテンツは、より多彩で、より高品質な時代を迎えました。
 当社は、こうした時代の流れを背景に、薄型大画面ディスプレイによるホームシアターをより手軽に楽しめるプラズマテレビとして、以下の3点を重要ポイントに、地上・BS・110度CS デジタルプラズマテレビ“EXE(エグゼ)”シリーズ「PD-42/35DV50」を企画・開発しました。

 (1)よりきめ細かい色や階調表現による臨場感あふれる高画質映像の実現。
 (2)高品位な映像に相応しい音づくり。
 (3)誰にでも使いやすく親しみやすい安心の機能とデザイン。

 当社は2001 年に、地上アナログ放送からBS・110度CS デジタル放送、地上デジタル放送のD4信号フォーマット(525i/525p/750p/1125i)まで、さまざまな信号入力ソースを表示デバイスに合わせ最適に画素変換する、独自の高画質デジタルテレビ技術「DET(Digital Emotional Technology)」を開発し、市場から高い評価を得てきました。そして今回、新開発の高画質技術“映像知能”「GENESSA」を搭載。
「インテリジェントγ」や「カラークリエーション」により絶えず変化する映像情報をリアルタイムに最適制御することで、階調表現を最適化し記憶色を鮮やかに再現するとともに、臨場感あふれる感動の高画質を実現します。


<その他の特長>
1. 地上・BS・110度CS デジタル、地上アナログ放送対応「テレビ番組ガイド」搭載により、見たい番組の検索や録画予約の使い勝手が大幅に向上
(1) 受信できる全ての放送の番組表の表示が可能。 G-GUIDE
(2) 地上アナログ放送は8日分の番組予約により、より使い勝手を向上させています。
(3) 「ジャンル検索」「キーワード検索」「人名検索」でも番組検索が可能。※1
※1: 米Gemstar-TV Guide International,Inc. が知的財産権を所有する電子番組表(EPG)技術「G-Guide」をベースに、(株)インタラクティブ・プログラム・ガイド(IPG)がメガポート放送と提携して日本国内で運用する電子番組表(EPG)サービスです。米Gremstar-TV Guide International,Inc. は、日本国内におけるG ガイドデータ放送をIPG 社に委託し、現地地上アナログ、BSアナログ、BS・110度CSデジタル放送を全てカバーするEPGサービスが行われています。Gガイド、G-Guide、およびGガイドロゴが、米Gemstar-TV Guide International,Inc.の日本国内における登録商標です。地上デジタル放送では「キーワード検索」と「人名検索」には対応していません。

2. 生活情報ネットワークサービス「T ナビ」に対応※2 T navi
ブロードバンドを利用し、「映画・コンサート等のチケット情報」、「行楽地へのお出かけ情報」、「グルメ・レストラン情報」などの生活に便利な情報サービスを簡単な操作で楽しめます。
※2: 「Tナビ」サービスとは、家庭の中心にあるデジタルテレビ向けに常時接続ネットワークを経由していつも最新の生活に役立つ情報をお届けするサービスです。Tナビロゴ、「Tナビ」は登録商標です。「Tナビ」を利用するには、インターネットサービスプロバイダーとのブロードバンド回線契約が別途必要です。「Tナビ」のサービス内容は無料ですが、一部有料のサービスも予定されています。

3. 光るボタンで見やすい簡単操作の「イルミネーションリモコン」
地上放送を選択するときにはオレンジに、BS・110度CSデジタル放送を選択するときにはグリーンに光るダイレクトボタンで簡単選局できます。

4. SDカードに記録した静止画(JPEG)を表示する「SDメモリーカードスロット」装備※3
※3: 表示できる画像はJPEG形式(DCF 準拠)で保存された画像に限ります。

5. 地上放送も高画質で再現する「第3世代デジタルワイドGRT」&「ノイズクリア」搭載
地上放送受信の際、市街地や山間部の電波障害によって発生する二重映り(ゴースト)を低減。また、地上放送やビデオ映像に含まれるノイズ成分も除去し、最適な映像を再現します。


<主な仕様>
型名 「PD-42DV50」 「PD-35DV50」
使用電源 AC100V (50/60Hz)
画面サイズ
(幅×高さ×対角)
42 V 型
93.3 cm × 53.3 cm × 107.5 cm
35 V 型
78.6 cm × 44.3 cm × 90.2 cm
アスペクト比 16:9
表示画素数 < W-VGA > 水平852 ×垂直480 ドット
外形寸法
(幅×高さ×奥行き)
104.5 cm × 72.9 cm × 11.6 cm 90.7 cm × 63.4 cm × 12.3cm
質量(本体) 38.8kg 31.5kg
消費電力 333 W(リモコン待機時0.67 W) 274 W(リモコン待機時0.85 W)
音声出力 10W+10W
受信チャンネル VHF:1 〜 12 ch、UHF:13 〜 62 ch、CATV:C13 〜 C38
地上デジタル:000 〜 999ch
BS デジタル:000 〜 999 ch、110 度CS デジタル:000 〜 999 ch
受信機能 ゴーストリダクション回路内蔵
入出力端子 D4入力 1 系統1 端子
コンポーネントビデオ入力 1 系統1 端子
ビデオ入力 4 系統4 端子
Sビデオ入力 3 系統3 端子
RGB入力 1 系統(D-sub15 pin)
モニター出力兼用録画出力 1 系統1 端子
i.LINK入出力 2 系統(4 ピン S400)
LAN 端子 1 系統(10 BASE-T)
光デジタル音声出力 1 系統1 端子(AAC/2 ch リニアPCM)
その他の端子 センターチャンネル入力、ヘッドホン出力、オーディオ固定出力
サブウーハー出力、ビデオリモートコントローラー
電話回線(2400 bps)、AV コンピュリンクIII
付属品 イルミネーションリモコン
i. LINK は、IEEE(Institute of Electronics and Electronics Engineers)1394-1995 およびその拡張仕様を示す呼称です。
i. LINK とi. LINK のロゴ「i.LINK」はソニー社の商標です。



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<付属資料>
■“映像知能”「GENESSA」システム概念図

「GENESSA」システム概念図

■ビクター聴取補助システム“テレビ「きき楽」”機能きき楽
はっきりトーク はっきりトーク

アナウンサーが話す声やドラマの会話を聞こえやすくするために、聞き取りにくい小さな声(音声の中域部)は大きく、不快に感じる大きな音を自然なボリュームにします。また深夜に大きく感じるCMの音量アップにも驚きません。
はっきりトーク

ゆっくりトーク ゆっくりトーク

会話を聞き取りやすくするために話し始めをゆっくりスタート。徐々に実際の速さに戻し、言葉の間を削除してタイミングを合わせるので自然で聞きやすい音声を再現できます。
ゆっくりトーク
「ゆっくりトーク」はNHK放送技術研究所の技術協力を得て開発しました。

■ツインドライブ・スピーカーシステム

ツインドライブ・スピーカーシステム


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※:このページの内容は、報道発表日時点の情報です。その後、内容に変更が生じる可能性があります。
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