2004年4月20日 報道発表 |
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長年培った独自の高画質映像技術を1つのシステムLSIに凝縮 CPU搭載 映像処理専用LSI“映像知能” |
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写真は、世界初 32bitCPU搭載の映像処理専用LSI “映像知能” 「GENESSA」です。 |
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日本ビクター(株)は、『原色探究』の思想のもと長年培ってきた独自の高画質映像技術を1つのシステムLSIに統合した、CPU搭載映像処理専用LSI “映像知能” 「GENESSA(ジェネッサ)」を開発しました。(関連特許6件申請中) <“映像知能”「GENESSA」とは> 当社が目指すテレビにおける『原色探究』とは、階調情報や色調情報を表示デバイスの特性に合わせて、その特性の範囲内で最大限に、より実物に近い明るさや色の映像として再現することです。 「GENESSA」は、明るさや色再現など映像処理の核となるデバイス部に世界で初めて映像処理専用の32bitCPUを搭載。従来困難であった絶えず変化する動画部において階調制御を最適化するため、シーン毎の映像情報解析数を従来の数パターンから約200万パターンへ拡大。その膨大な演算処理を、当社が長年培ってきた独自の画づくりのノウハウをアルゴリズム化したソフトウェアにより、リアルタイムで処理します。また、この技術は特性の異なる表示デバイスにおいても対応できるため、プラズマディスプレイパネルや液晶パネルはもちろん、当社独自開発の高精細表示デバイスである「D-ILA」など、表示デバイスや映像コンテンツを選ばずに臨場感あふれる感動の高画質映像を再現します。
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<“映像知能”「GENESSA」のシステム概念図> <開発背景> BSデジタル放送の定着や地上デジタル放送の開始、大画面薄型テレビやDVDレコーダー、5.1CHサラウンドシステムのラインアップの充実など、ホームシアターを手軽に楽しめる環境が急速に整ってきました。それに伴い、より美しい、より臨場感のある高画質映像を望む声が高まっています。 当社では、感動の高画質を実現するために『原色探究』の思想のもと、2001年9月に業界に先駆けて次世代高画質デジタル技術「DET(Digital Emotional technology)」を開発・商品化するなど、長年にわたり高画質映像へのアプローチを続けてきました。今回新たに開発したCPU搭載映像処理専用LSI “映像知能” 「GENESSA(ジェネッサ)」は、長年培ってきた様々な高画質映像技術を1つのシステムLSIに凝縮。映像処理に専用の高性能32bitCPUを採用することにより、絶えず変化する映像シーンにおける階調制御をリアルタイムに最適化し、使用する表示デバイスや映像コンテンツを選ばない臨場感あふれる高画質映像を実現しました。 当社は今後この技術を、プラズマディスプレイパネルや液晶パネルはもちろん、独自開発の高精細表示デバイス「D-ILA」など、ホームシアターの核となる大画面ディスプレイに対応した基幹技術として幅広く採用し、高画質映像による『高感動』を提供していきます。 <画像処理LSIの変遷> |
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